学年末テストが終わり、結果を待っているこの時期。お子さんはどう過ごしていますか?「テストが終わったから一休み」と気を抜いていませんか?実は、結果が返ってくる前の今こそ、次学年への準備で差がつく最重要期間なのです。

結果待ち期間の過ごし方で差がつく理由

テスト後の1〜2週間、多くの生徒が陥るのが「燃え尽き症候群」です。勉強から解放された安堵感で、気持ちが完全に緩んでしまいます。しかし、この期間の過ごし方が、次学年のスタートダッシュを決めるのです。

なぜ今が重要なのか

理由は2つあります。

1. 記憶が鮮明なうちに復習できる
テスト範囲の内容は、まだ頭に残っています。この状態で復習すれば、短時間で定着します。逆に、結果が返ってから「あれ、何やったっけ?」では、ゼロからのやり直しです。

2. 次学年の土台を固められる
学年末テストの範囲は、次学年の基礎になる単元が多く含まれています。ここを放置すると、4月から確実につまずきます。

つまり、結果待ちの今は復習のベストタイミングであり、同時に予習のチャンスでもあるのです。

今週やるべき3つの行動

では、具体的に何をすればいいのか。優先順位の高い順に3つお伝えします。

1. テスト範囲の弱点を再確認する

まず、自分が「できなかった」「自信がなかった」問題をもう一度解き直しましょう。答えを覚えているうちに復習すると、「なぜ間違えたか」が明確になります。

具体的な方法

  • テスト中に迷った問題に印をつけておく
  • ワークや教科書の該当ページを見返す
  • 解説を読んで、理解できるまで繰り返す

特に英語と数学は積み上げ型の教科です。今の穴を埋めないと、次学年で確実に苦しみます。

2. 次学年で必要になる単元を確認する

学年末テストの範囲は、次学年の入り口です。たとえば、中1の最後に習う「比例・反比例」は中2の「一次関数」に直結します。英語の「過去形」「助動詞」も、中2の文法の土台です。

今やるべきこと

  • 教科書の最後の章をもう一度読む
  • 基本問題だけでいいので、解き直す
  • 「理解できているか?」を自問自答する

この段階で「分かったつもり」を放置すると、4月に大きなツケが回ってきます。

3. 生活リズムの立て直し

テスト期間中、夜遅くまで勉強して生活リズムが崩れていませんか?この状態を放置すると、春休みに入ってさらに乱れ、新学期に適応できなくなります。

立て直しのポイント

  • 起床時間を固定する(休日も同じ時間に起きる)
  • 1日30分でいいので、毎日机に向かう習慣をキープ
  • スマホやゲームの時間を意識的に制限する

「春休みから本気出す」では遅いのです。今、少しずつ整えておくことが、次学年のスムーズなスタートに繋がります。

次学年で急につまずくポイント

ここで、学年ごとに「つまずきやすい移行期」を確認しておきましょう。

中1→中2:英数の難易度が急上昇

中2の英語は、過去形・未来形・不定詞・比較など、文法事項が一気に増えます。数学も、連立方程式・一次関数・図形の証明と、抽象度が上がります。中1の基礎が固まっていないと、ここで一気に落ちこぼれます。

対策
中1の最後に習った単元(be動詞・一般動詞の過去形、比例・反比例)を確実に理解しておく。

中2→中3:受験を意識した応用力が求められる

中3は「受験学年」です。定期テストも難易度が上がり、応用問題の比重が増します。さらに、中1・中2の内容も範囲に含まれるテストが増えるため、過去の穴があると一気に露呈します。

対策
中2の英文法(助動詞・接続詞・不定詞)、数学(一次関数・図形)の基本問題を総復習しておく。

小6→中1:学習量の変化についていけない

小学校と中学校では、勉強の「量」と「スピード」が別次元です。英語が本格的に始まり、数学は負の数・文字式と抽象的になります。加えて、部活動が始まると時間管理が一気に難しくなります。

対策
小6の算数(分数・割合・比・速さ)を完璧にしておく。これが中学数学の土台です。

結果が返ってからでは遅い

多くの家庭は、結果が返ってきてから「次はどうしよう」と考え始めます。しかし、その時にはすでに記憶は薄れ、復習に倍の時間がかかります。さらに、気持ちが完全に緩んだ状態では、再び学習モードに戻すのも一苦労です。

伸びる生徒の共通点は、結果待ちの期間を無駄にしないことです。「終わった」ではなく「次が始まっているという意識で、今週を過ごしてください。

何から手をつけるか分からない場合は

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