テスト前の土日、お子さんはどう過ごしていますか?「一日中机に向かっているのに成績が上がらない」「昼過ぎまで寝ていて結局何もしない」——こんな悩みを抱えている保護者の方は少なくありません。実は、週末の過ごし方一つで、テスト結果は大きく変わります。今回は、失敗する週末と伸びる週末の決定的な違いをお伝えします。
ダラダラ型週末の典型パターン
まず、よくある失敗例を見てみましょう。
土曜日
11時起床 → 昼食 → スマホ → 「午後から頑張ろう」 → 気づけば夕方 → 夕食・入浴 → 「明日やろう」
日曜日
10時起床 → 「今日こそやる」 → 教科書を開く → 何から手をつけるか悩む → スマホで調べ物 → 気づけば夜 → 焦って暗記だけ → 「月曜から本気出す」
このサイクルに心当たりはありませんか?問題は”やる気がない”のではなく、時間の使い方に設計がないことなのです。
午前中の使い方が成績を決める
伸びる生徒に共通するのは、午前中を制していることです。脳科学的にも、起床後2〜3時間は脳が最も集中できるゴールデンタイム。ここを逃すと、一日の学習効率は著しく下がります。
逆に言えば、午前中に2時間確保できれば、週末だけで計4時間。これは平日5日分に相当する学習量です。「土日を制する者がテストを制する」と言われる理由はここにあります。
2時間×2ブロックの黄金パターン
では、具体的にどう組み立てるか?おすすめは2時間×2ブロック制です。
【午前ブロック】9:00〜11:00
- 起床後30分以内にスタート
- 英語・数学など<考える系>教科を優先
- 例:英語の文法問題30分 + 数学の応用問題90分
【午後ブロック】14:00〜16:00
- 昼食・休憩後に再開
- 理科・社会など”暗記系”教科に集中
- 例:理科の一問一答60分 + 社会の資料読解60分
このブロック制のポイントは3つ。
①2時間なら集中が続く
人間の集中力は90〜120分が限界。無理に長時間やるより、質の高い2時間を2回回す方が定着します。
②教科の相性を考える
午前は頭がクリアなので、論理的思考が必要な英数。午後は暗記モードに切り替えて理社。この順序が脳の使い方に合っています。
③合間に休憩を挟む
2ブロックの間には必ず1〜2時間の休憩を。外出や運動を入れると、脳がリフレッシュして午後の吸収率が上がります。
夜の振り返り5分で定着率が変わる
そして、見落とされがちなのが寝る前の振り返りです。
その日学んだことを5分間、ノートや紙に箇条書きするだけ。「今日できたこと」「明日やること」を言語化すると、記憶が整理され、定着率が格段に上がります。さらに、翌朝その紙を見返せば、スムーズにスタートできます。
逆に、振り返りをしないと「やった気」だけが残り、実際には何も身についていない——という事態に陥ります。たった5分の習慣が、週末学習の質を決めるのです。
失敗しないための3つのルール
最後に、週末学習を成功させるルールをまとめます。
ルール1→前日に計画を立てる
金曜夜に「土日の予定表」を書く。何時に何をやるか、30分単位で決めておくと迷いません。
ルール2→スマホは別室に置く
「ちょっと調べもの」が30分のロスになります。勉強時間中は物理的に遠ざけましょう。
ルール3→完璧を目指さない
計画通りにいかなくても責めない。60%できればOK!「やらないよりマシ」の積み重ねが結果を作ります。
自宅で難しい場合は環境を変えるのも一つの方法
ここまで読んで「うちの子には無理かも…」と感じた方もいるかもしれません。自宅は誘惑が多く、集中が途切れやすい環境です。そんな時は、場所を変えることも有効な選択肢です。
図書館、カフェ、そして学習塾の自習室。特に塾の自習室は、周りが勉強している環境なので自然と集中モードに入れます。また、分からない問題をすぐ質問できるのも大きなメリットです。
当教室でも、週末の自習利用や短期的な学習サポートを行っています。「家ではどうしても集中できない」「計画の立て方から教えてほしい」という方は、まずは無料の学習相談・体験授業にお越しください。お子さんに合った週末の使い方を、一緒に考えていきましょう。

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